工場の経理の特徴
販売業は、誰かが作った物を買い、
その値段に利益を付けて販売します。
製造工場は、材料を買い、外注先に一部の製造を依頼し、
作り上げた製品がいくらになるのかを計算し、
その価格に利益を付けて、販売します。
工場は、売り物を自分で作り、売ることになる為、
製造作業と販売作業の2つの作業をすることになる為
販売業に比べて、経営上の手間がかかります。
その為、経理処理も多くなり、
資金の管理 や 損益の把握に 時間が掛かると思います。

得意先元帳、売上金管理は重要
製造工業の売上管理は、
得意先ごとに、毎月の製品の販売代金を記載し、
売掛金が回収できたら、それを記録します。
現金販売の事業と違って、
製品を引き渡しても すぐにお金はもらえず、
毎期の請求日に、1月分の代金を集計して、
請求することになります。
引渡ししても、すぐにお金がもらえることが少ない為、
売掛金の管理は重要になります。
また、材料代などの支払いもある為、
入金管理、資金管理はとても重要です。
その為には、
まず得意先元帳をしっかり書き、
売掛金の管理をしなければならないのです。
販売して、すぐにお金を支払ってくれるお客さんならいいのですが、
請求してから、2か月も3か月も先になって、
やっと支払ってくれる事業者もいると、経営が心配になります。
原価計算毎月集計 製造原価
工場経営者は、作る製品が、食材でも、機械製品でも、
決算において
「製造原価報告書」と言うものを作らなければなりません。
材料代、労務費代、経費代を集計し、
製品を作る為に掛かったお金を集計する表です。
販売業は、損益計算書や貸借対照表の2つの計算表になりますが。
製造工場の場合には、
更に、製造原価報告書というものが加えられ
3つの計算表を作らなければなりません。
工場経営者は、
ある程度は経理 や 簿記の知識があった方がいいです。
自分の製品を作るのに
いくらかかったかをキチンと計上できないと、
その製品を作って儲かっているのか、
どうなのかが分からないと経営し続けられません。
値引きしてもいいかもわかりません。
工場経営者は、記録や集計は重要です。
工業簿記のことをしっていた方がいいです。
材料仕入帳など
製品を販売してから、代金の支払いを受けますが、
その売掛金の回収が、何か月か後になってしまいます。
工場は、材料を購入した後や、外注先に仕事をしてもらった後、
長い製造期間を経て、製品を販売する為、
資金不足に陥りやすいです。
材料代の支払いや、外注費の支払いが、
今月いくらになるのかをきちんと把握しておかねばなりません。
その他にも、いろいろありますが、
工場は経理がきちんとできないと経営が難しくなるので、
キチンとの会計帳簿を書いている経営者が多いです。

